陸前高田メイド『瓦RE: KEY HOLDER』取扱開始しました

2011年、春からの怒濤の一年も早、最終月を迎えようとしています。メディアからではなかなか伝わりずらくなった現状。震災の被害が一番悲惨だったと言われる岩手県沿岸部『陸前高田』

瓦礫の山は未だ山積み。完全分別、撤去には早くても三年はかかると言われています。その町にも未だ住み続ける人達は居てゆっくりと何かが動き出しています。

震災後の2011年7月、札幌から何かに思い切り背中を押され、今まで続けて来た仕事を辞め居住地を陸前高田に移した友人、源（ゲン）くん。彼は今沿岸で日々山積みの瓦礫を拾って（救って）は再生を始めています。

『瓦RE:KEY HOLDER』（ガレキーホルダー）。独自の放射性物質点検済みの瓦礫を拾っては一個一個の泥を落としてはヤスリで削り地元で仕事を失った女性の皆さんとキーホルダーを手作業で創ってます。

沿岸部で仕事を失った方々に少しでも仕事を、あの出来事を風化させない為に。そしてこれは決して短期で終息の問題では無く長期なんだと。

ゲンくんとはインターネットで知り合いました。が、彼は根っからの音楽＆PARTY好きで北海道に居る事からMOTHERの前身（DJBARDAI）の頃から現在に至るまでの流れをインターネットでキャッチしててくれました。『そうなる様に出来ている』とは良く言いますが双方、昔からの友人も蓋を開ければ沢山繋がっていました。（JAZZYSPORT TEAM、インセンスDUMBO TEAMもそうでした）出会うべくして出会った『縁』を感じています。

そんな『横』で繋がったゲンくんの『同じ日本で起こっている事の何かの手助けがしたかった』その真直ぐな姿勢はMOTHERの心も動かしました。

陸前高田の瓦礫使用のハンドメイド『瓦RE: KEY HOLDER』、一個TAX IN600円ででMOTHER店内で販売して居ります。身につける事でまた意識もKEEP出来るかと思って居ります。自分も『浜のミサンガ』始めそうでした。

本当は浜のミサンガもMOTHERで販売したくこのプロジェクトが動いた矢先に問い合わせもしてみたのですが大きな企業での取扱のみという事で販売には至れずとても残念に思いました。が今回は様々な境遇が重なりMOTHERでも取扱が可能に。震災後夏までは何度か沿岸部のボランティアに行けた物の実際内陸で仕事を開始する事によりその足も残念ながら遠のいてしまった自分も何かしら『沸々』としていた毎日というのも本心。

今回彼等と知り合い、また内陸から少しでもサポート出来る事を大変嬉しく思います。

瓦RE: KEY HOLDERを制作してるプロジェクト代表、源（ゲン）くんのブログです。http://plaza.rakuten.co.jp/nbgallery/

出来る事を出来る（だけ）続けて行きたく思います。よろしく御願い致します。

MOTHER 2011.11.29 TUE

INFORMATION | 11.29.11 | 3 Comments